2016年5月18日水曜日

ホテル暮らし

最近、会社の研修で田舎でホテル暮らしをしています。

「ホテル暮らし」と聞いて羨ましいと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
都会であったり、地元であれば非常に優雅かと思います。
しかし、全く知らない土地かつ田舎であるとあまり嬉しいことばかりではありません。

ここ2ヶ月ほど暮らして感じたデメリットは以下のようになります。

1. 料理が作れない

ホテルなので当然ながら調理はできません。
電子レンジやトースターが置いてあるホテルもありはしますが、泊まっているホテルではありません。
そのため外食に頼ることとなり、非常に食費がかさみます。

2. 周辺に何もない

田舎なので本当に何もないです。
住宅街ばかりで、15分ほど歩かなければお店もほとんどないほどです。

3. イオンが徒歩15分ほどのところにようやくある

遅まきながら、大手ショッピングセンターのありがたみを噛みしめることになりました。
なにかほしいとき、イオンにいけば安くかつ全て揃います。
それが徒歩15分も離れているという面倒さを、非常に痛感しています。

4. 目的地に行く手段が分からない

自分は目的地までの道のりを、Google MAPで調べています。
これは都会や海外では非常に便利で、公共機関を利用したルートではバスであろうとも最適なルートを計算してくれます。
しかし田舎であると、バスの経路は全く認識してもらえません。
電車が通っているところなら問題ありませんが、そうでないところへのルートは調べなければ分かりません。
交通費の都合上、バスを利用したくはあるのですが、バスが止まるのかが分かり辛いことが非常に多くありました。
結局タクシーに頼ることもしばしばありました。


この状態を少しでも改善するため、様々な手段を講じました。

まず、出費の大半を占める食費の改善。
外食に頼ってばかりいたのですが、そのまま食べられるものを買うようにしました。
すなわち調理しなくても済む食品です。
例えばシリアル、豆腐、惣菜、パン…などなど。
出かけることが面倒な日は、買い置きした食品で済ませるようにしました。

次に、周辺を徹底的に洗い出すこと。
近くにある施設を探すことを諦め、徒歩30分圏内で探しました。
ネットで調べたり、実際に散策しました。
すると意外なことに、少し範囲を広げただけでジムの器具が一式揃っている公共の健康施設、温泉など、注意して歩かなければ分からないような建物がぽつぽつとあったのです。
30分ほど歩かなければならないことがネックでしたが、やることがあるマシな状態になりました。

そして最後に、イオンに歩いてでも行きたいと思うこと。
田舎のイオンは閉店時間が早いです。
20:00には閉まってしまいます。
そのためか食品の半額セールが18:00には行われており、仕事終わりに向かうと必ず半額のものが買えます。
この半額で買える喜びを原動力に、イオンに行くことを楽しく感じるようにしました。
刺身やサラダが半額で買えるので、お財布にも優しいです。

ホテル暮らしを始めたときはあまりの環境の違いに戸惑いました(田舎であることも大きいです)が、今は楽しく生活しています。
楽しみを見つけるように動けば、必ず楽しいことは見つかるものだと、ふと感じたときでした。

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