2016年8月9日火曜日

公務員試験への準備part7(専門試験、多肢選択式への具体的な対策~工学の基礎~)

part7まで書いても、まだ国家総合職試験としては一日目。
結構長いですね。

今回は基礎能力試験と同様、具体的にどのような対策をしたのかを書きます。
とはいえ、ここから先は自分が受けた区分と同じ、"工学"の人が参考になるかと思います。

そのためこの専門試験については、まず過去問を入手することが大切です。
そしてその過去問を一通り解き、どのような勉強をすべきか、ざっくり決めます。
あとはその専門分野を学んできた、自分の知識を信じて参考書などを買うなり勉強するなりしてください。

工学区分で受けようとする人は、ぜひ参考にしてください。
この方法で自分は試験を通ったので、役には立つはずです。

まずは工学区分の専門試験前半、"工学の基礎"について書きます。
この工学の基礎は解くべき問題数が40問中、20問を占めています
また問題を選択できないので、工学区分で受ける限り数学と物理からは逃げられません。
したがって、無視は全くできません。

この工学の基礎は数学、物理の分野から出題されます。
この二教科のみなので、これで20問も取れる、と考えれば非常にお買い得です。

使った参考書は以下です。


基礎の知識は大学受験のもので十分です。
しかし、その応用力は大学受験では済みません。

確かに基礎知識は大学受験のものです。
ですが、問題の難しさが桁違いです。

全部が全部難しい問題ではないのですが(ものすごく簡単な問題もあるのですが)、この参考書の問題が7割解けるほど勉強するのは有効かと思います。

年々、この専門試験(多肢選択式)は易しくなっている傾向があります。
そのためここまで恐れることはないかもしれません。

ですが、得点になりやすいこの分野で、点数を稼いでおくのは戦略として正しいと思います。
この参考書を最後まで解くだけでも、かなりの力になります(とはいえ、この参考書は非常に分厚いのですが…)。

点数配分が3/15と基礎能力試験より1.5倍あります。
もしこの第一次試験を受ける前に、微妙な空き時間があるならば、この専門試験の工学の基礎を勉強してはいかがでしょうか?
大学受験で経験しているぶん、読みやすさがあるので有意義に時間が使えるかもしれません。

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