2016年4月6日水曜日

味覚って…?

食事中、ふと感じたことです。
人の五感の一つ、味覚は存在するのだろうか、ということです。

ある日の食事中、自分は花粉症がひどく、鼻が詰まっていました。
匂いが全く分からないほどです。

その鼻が詰まった状態で食事をしたのですが、味がよく分からなかったのです。

食事中は特に何も思わなかったのですが、リラックスし、ふと考えるとこれはおかしいのではないか、と思いました。

人には五感があると言われています。
視覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚です。
その嗅覚がなくなろうと、味は味覚で感じるはずなので、鼻が詰まろうと変化はないはずです。

そこで次の日、実験をしてみることにしました。
アイマスクをし、鼻をクリップで塞ぎ、何を食べるか自分が把握できない状態で、人に食事を食べさせてもらいました。

…始めにコメを食べさせてもらいました。
が、食感からコメと判明してしまったためか、コメのイメージが想起されてあじわったように思います。
次に玉子焼きを食べさせてもらいました。
これは正直、何がなんだか分かりませんでした。
そのためか、ただただ感触を楽しむだけでした。

他にも色々食べてみました。
舌が感じる触感から食べているものを特定できたときは、そのものがするであろう味がしたように思います。
自分が考えていたものと実際に食べていたものが違うときもあり、そのときは自分が考えていたものの味がしたように思います。

以上ことから、味覚というのは視覚+嗅覚+触覚の合わせ技に加え、過去食べた同じものの記憶が混ざった感覚ではないでしょうか。

感覚的には、視覚:嗅覚:触覚:記憶=4:4:2:1の気がします。
人の五感って実は四感では?と考えたひとときでした。

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