自分はときおり、「忘れっぽいね」と言われます。
実際、忘れているのでその通りではあるのですが。
昔、一週間分の食事のメニューを覚えている人は記憶力がいい、なんていわれていましたが、果たしてそうでしょうか。
自分はあまりにどうでもよく思えます。
昨日の食事のメニューとか、テレビでやっていたことを覚えていて何になるのか、と思います。
友人の顔はどうでしょうか。
高校時代の友人であれば、一年会わないことはざらにあると思います。
もしかしたら数年あっていないかもしれません。
非常に長い時間が空いていますが、その人の顔を忘れるでしょうか。
自分は忘れません。
その人との思い出は、非常に大切なものだからです。
他にも、自分が仕事で必要としているスキルや、大学時代に研究したこと、旅行で遊んだことも、時が過ぎようとも覚えています。
自分にとって必要あるいは大切なことはよく覚えています。
逆に、自分にとってどうでもいいことはすぐに忘れます。
であるならば、一週間分の食事のメニューを覚えている人は記憶力がいい、というのは誤った表現ではないかと思います。
自分にとってその事柄がどれだけ重要であるか、これこそが記憶するか否かを決定しているのだと思います。
自分の中で重要なことは年を経ても忘れない。
どうでもいいことはリソースの節約のため、忘れる。
記憶力なんて測れない、と自分は思ったのでした。
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