2016年6月2日木曜日

正しい姿勢の仕方

みなさんは正しい姿勢で立つことができるでしょうか?
自分はできている自信がありません。

正しい姿勢の写真を見たこともありますし、小学生のころには"背筋を伸ばせ"といわれていました。
けれど、正しい姿勢の写真の立ち方をするには、具体的にどうすればよいのかわかりません。
背筋を伸ばしただけだと体が反る姿勢となり、偉そうな見栄えになってしまいます。

鏡を見ながら姿勢の練習をしたものですが、外に出歩くと正しい姿勢になっているのかが分からない(おそらくできていない)ものでした。
また自分で正しい姿勢をし続けると、腰が疲れ、だらしない格好なることも多々ありました。
そのためか、正しい姿勢は疲れるものだと思い、猫背になっていました。

そんな自分に転機が訪れました。
立ち仕事の研修です。

この作業を猫背でやり続けたなら腰に大きな負担がかかります。
また、作業をその姿勢で行うと、必然的に物と自分の目との距離が近づき、目がすぐに疲労してしまいます。
近くの物を見続けると、目の焦点が固定され、焦点を調節する筋肉が弱り、近眼あるいは老眼になってしまいます。

体にも目にもよくない、と思いどのような姿勢であれば疲れないのか、作業中に模索しました。
楽な姿勢を探した結果、それは背筋を伸ばした状態、すなわち正しい姿勢でした。
...この時確認はできませんでしたが。
就業後に鏡で確認すると、やはり正しい姿勢でした。

その姿勢であり続けるには、二つのことを意識すればよいです。

1. お腹をへこませること
2. 肛門をしめること

これら二つを同時に行うことで、正しい姿勢になることができます。

お腹をへこませただけでは体は前かがみになります。
肛門をしめただけでは体が反ってしまいます。

これら二つを同時に意識することで、背筋はちょうどよい位置にきてくれます。
これはいすに座っているときにも有効です。

自分は研修中にこれを常に意識し続け(これしかできなかった)、二週間もすると無意識に背筋を伸ばすようになりました。
このおかげで猫背を克服し、何より疲れにくくなりました。

二つのことを意識するだけで、周囲からも姿勢がよい、と思われます。
しかも、疲れにくくなると思います。
ノーリスクハイリターンだと個人的には感じているので、試してみていただきたいです。

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